住んでみたいまち、住み続けたいまちに。
「市民力」「地域力」で、
さらに魅力的なまちを創りましょう。
豊中市はとても子育て環境の整ったまちで、民間調査による「住みたい街ランキング」では常に上位に位置するなど、「住宅都市・教育文化都市」として高い評価をいただいています。
こうしたまちの魅力は、このまちに暮らす市民のみなさんが自ら作り上げてきたものです。
このまちの風土は、昭和11年(1936年)の市制施行時に合併した町や村だけではなく、高度経済成長期に開発されたニュータウンにも引き継がれています。
千里ニュータウンは新興住宅地として1960年代に開発され、住居はもちろん、各生活インフラ、公園、学校、病院など生活に必要なものが整備されていきました。しかしそこにはまだ、地域のコミュニティやこどもたちが楽しめる行事、お祭りなどはありませんでした。
そこに、市民のみなさんが一つずつお祭りや行事を作り、コミュニティを形成していったのです。こうして生まれたまちの風土や人々の気質は、他の大阪のエリアには見られない独特のものです。まさに、豊中市の魅力はこうした「市民力」や「地域力」が源となっています。
市内にはたくさんのボランティア団体、市民活動団体などがあり、福祉や防犯・防災などの分野でさかんに活動が行われていることが、その証です。
市長としてわたしは、このまちの発展に携われることにわくわくしています。
そして市役所の長として、職員に常々伝えているのは、常に「現場」を意識して仕事に取り組んでほしいということです。現場は庁舎の中ではなく、市民のみなさんのくらし、地域にあります。「誰のために仕事をするのか」を常に意識して、積極的に「地域」に足を運び、活動することで、まちやくらしの課題を感じ取り、まちや人の魅力を発見してほしいと思います。
豊中市はこどもにとって暮らしやすいまちづくりを最重要課題としています。そのため、職員に対しても、男女を問わず育児休業の取得を積極的に推進しています。基礎自治体の仕事は生活に密着しています。プライベートの充実は仕事の充実にもつながります。プライベートの時間を大いに楽しみ、それを仕事に活かす、ワーク・ライフ・バランスにより、職員として、一人の人間としての成長と心の豊かさにつなげてもらいたいと思います。
住みたいまち、住み続けたいまち「豊中市」づくりを、一緒に始めませんか。